近隣の山に登った2
二日続けて、またもやいい天気に誘われて、今迄登ったことがなかった和久羅山に登ってみることにした。初めてなので、駐車場から案内に沿って登る。滑りやすいところがあったが、気持ちの良い林を眺めながら約30分で頂上へ着く。すぐに後から来た人と話し込む。僕と同じくらいの年齢かと思いきや6歳も下だという。重機の運転ができるのに仕事がないという。
しばらくしたら、女性が登ってきた。スリム!話し始めたら、すごい人だと分かった。麓に住んでいるが今年99回目の登山だという。10年で1000回以上登っているのだとか。それもすごいが、昨日は広島県境の吾妻山に、一昨日は同じく大万木山へも登ったのだとか。
乳がんで治療を勧められたが、山へ登ることで免疫力を高めて、自力で治したいのだそうだ。若い頃にもリンパ腺ガンで余命3カ月と告知されたものを未だに生き延びてきたのだという。いつ死んでもいいように悔いの残らない生き方、彼女にとっては毎日登山することなのだそうだ。
二人は先に下山。続けて隣りの嵩山へも登りたくなり、駐車場を移動して二つ目の山へ。今度はやく分かかって頂上まで。東屋に下りる途中のおじさんと少し話す。頂上には神社があった。そしてこの日は幼稚園の遠足だったようで、園児の群れとすれ違う。
展望台からは中海、大根島、日本海が素晴らしい。大山は霞んでいて頂上は見えなかった。二つの山ともいつでも行けると思って登らなかったが、また登りたくなる山だった。
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